●いきもにあ2017講演者は...?

いきもにあ2017では、ブース出展の同会場内でいきものに関する講演会を開催いたします。参加無料。お買い物の合間にチラリと聴くもよし、がっつり全部の講演を聴くもよし、いろいろな楽しみ方ができるのがいきもにあです!

さてさて、今回の顔ぶれは...?

 

講演要旨は↓からダウンロードできます!

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いきもにあ2017 講演要旨
equimonia2017_講演要旨.pdf
PDFファイル 139.9 KB

▶︎11日(土)講演スケジュール

①12:30〜13:15(講演 30分、質疑応答 15分)

「妖怪古生物学への誘い」/荻野慎諧(古生物研究者)

 

講演のトップを飾るのは荻野慎諧(しんかい)さん。

いきもにあ初の脊椎動物がテーマです!でも、妖怪...?


荻野さんは「丹波を恐竜で町おこしする古生物学者」として知られていますが、今度は妖怪を科学の目で斬る!
伝説の妖怪「ぬえ」の正体は実は絶滅した古生物だった?日本にあんな生き物が!

 

共著の「荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録」も面白いのでオススメです。

会場内で販売もあるよ。

 

ブース出展もされています。妖怪と古生物について、もっと詳しく聞きたくなったら「妖怪古生物の部屋」まで!


②14:00〜14:45(講演 30分、質疑応答 15分)

「やる気の無さが成功の秘訣!?腕足動物の無気力で巧みな機能戦略」/椎野勇太(古生物研究者)


古生物学というと、どうも発掘と分類と整理作業なんていう古くさいイメージがあるんですが、椎野さんは最先端の「流体解析」という新しい切り口で古生物を紐解いてゆきます。

古生物、意味わからん形のもの多過ぎますよね。

その謎を最先端科学で解明!

誰にも真似出来ない研究デザインができたその秘密も聞いてみたくなりませんか?

著書の『凹凸形の殻に隠された謎: 腕足動物の化石探訪 (フィールドの生物学)』、こちらも会場内で販売があります。サインもらっちゃいましょう!

 

 


③15:30〜16:15(講演 30分、質疑応答 15分)

「昆虫ソムリエとクマムシ博士が贈るクマムシ実食生放送」

 

乾燥・低温・高圧・真空、そして放射線。ほとんどすべての生き物が死にたえるような過酷な環境でも、仮死状態になってしぶとく生き残る最強生物・クマムシ。

昆虫食のプロがクマムシの実食に初挑戦。その味は・・・?

クマムシさんグッズは「クマムシさんのお店」で販売中!

堀川大樹
慶應義塾大学先端生命科学研究科 特任講師
専門はクマムシを用いた乾燥生物学/宇宙生物学/放射線生物学など
著書に『クマムシ博士のクマムシへんてこ最強伝説』『クマムシ研究日誌』など

佐伯真二郎
「昆虫を当たり前の食材のひとつに」を目指すNPO法人食用昆虫科学研究会・理事長。
蟲ソムリエとして、348種の虫を味見し昆虫料理の開発を行う。
2017年からラオスでの昆虫食による栄養改善プロジェクトにも参加。

 


 

▶︎12日(日)講演スケジュール

①11:00〜11:45(講演 30分、質疑応答 15分)

「川苔草にまつわるエトセトラ」/片山なつ(カワゴケソウ研究者)

 

「カワゴケソウ」って聞いたことありますか?私は初耳でした。

とても限られた生息域、そして環境。見た目もどう考えても普通の被子植物には見えないんです。
見た目は地味だけど、なんだか妙に気を引かれてしまう。

なんでそうなっちゃったの?どうしてそんなとこ住んでるの?
そもそも何で研究しようと思ったんだろう?

紹介文を書いているこの私も疑問が多すぎて、片山さんの講演を聴かずにはいられない!

 


13:00〜13:45(講演 30分、質疑応答 15分)

「フシギでカワイイ変形菌」/増井真那(変形菌研究者)

 

いきもにあ史上最年少、16歳の登壇者です。
かの、南方熊楠も魅了された粘菌。
粘菌とは何?カビやキノコとどう違うの?

一体どんな生き物なのか、5歳のときから粘菌の魅力にとりつかれ、粘菌と一緒に暮らしている筋金入りの若き「粘菌生活者」が粘菌の魅力について語ります。
増井さんの話を聞いたら、あなたも粘菌と暮らしたくなっちゃうかも!

初めての著書『世界は変形菌でいっぱいだ』(朝日出版社)の販売も行います。

 

増井さんはポスター展示も行ってくれます。

 

 

ポスター展示「増井真那とフシギでカワイイ変形菌」

家から連れてきたネバネバ変形体たちをはじめ、変形菌のいろいろな姿に触れてもらいながら、

おもしろいところ、かわいいところ、ぼくの研究成果などを楽しんでもらえる場にします!
ぼくの初めての著書『世界は変形菌でいっぱいだ』や、ちょっとした変形菌グッズの販売もします。
ぜひ遊びに来てください!


③14:30〜15:15(講演 30分、質疑応答 15分)

「ウミガメ・クジラに付くフジツボたちのはなし」/林亮太(フジツボ研究者)

 

クジラやウミガメにつくフジツボを調べたら、どこを回遊しているか、データロガーのかわりになるかもしれない。

その発想が壮大な研究のスタートだった。

しかし、問題はフジツボが苦手なこと。

好奇心は苦手を乗り越えられるか?

膨大な資料を地道に調べた林さんが乗り越えたものや見えて来た事、知識の航海へいざなってくれます。
講演聞いたあなたはもう、フジツボの虜。

 

 

林さんは「ハイアイアイ臨海実験所」名義でブース出展もされています。ぜひ合わせてお立ち寄りください! 


司会 念波

 

前回に引き続き、講演の司会をしてくれるのは、声がいいと評判の高い念波さん。ご本人も研究者です。
アカデミック大爆破というイベントで色んな科学の話題をネタにトークイベントをやっています。

あるときは「STAP細胞とはなんだったのか」またあるときは「恐竜ライブドローイング」

11月4日、東京のLOFTプラスワンで行われるアカデミック大爆破のテーマは「人工知能」!

申し込みはこちらから! 

 

「世界はそれをAIと呼ぶんだぜ……? 

―人工知能に見る局所最適化の非合理性と不便の合理性―」

 

今や人間の判断や意思決定を支援し始めたAI、人工知能。

人は、機械に自動車の運転を任せ、ネットでの買い物を頼る。
機械は、人に変わって判断をそそのかす。

しかし、人が自ら思考と手間とを費やす「不便」な状態、
そこに「益」があったとしたら―――

機械に判断を委ねる暮らしは、我々に何をもたらし、何を奪うのか。

 


 

 この多様な顔ぶれ、全部聴くしかないでしょう!

全部聞きたい人には前売り券がオススメです。

今回は座席を増やしてたくさんのご来場お待ちしております!